昨年の12月19日(火)、【第1回MIMI金融セミナー】が開催されました。年末の忘年会シーズンにもかかわらず、「資産運用のこともっと知りたい!」というMIMI会員の方々に多数ご参加いただき、好評のうちに幕を閉じました。 このコーナーでは、「忙しくて参加できなかった!」という会員のみなさまに、少しでも会場の熱気をお伝えするべく『セミナー&懇親会レポート』をお届けします!!



今回のセミナーは、会員の方々からMIMIに寄せられた金融についての様々な疑問・質問を、司会者の方からの質疑応答という形式で展開しました。




今回のセミナー講師をお願いした[プルデンシャル・ファイナンシャル・アドバイザーズ証券 商品本部本部長 川口一晃 氏/写真右] /司会の[戸田江里子 氏/写真左]

現在金利が安いので株や投信を始めたいのですが、何か初心者でも始められるものがあったら教えて下さい。


これだけは是非覚えておいていただきたいのですが、「投資の世界では、リスクのないところにリターンはない」という事です。例えば3億円の宝くじを買うとします。ほとんどの人が3000円分買っても2700円は帰ってこないですね。でも2700円のリスクを負わなくては、3億円当たる事も無いわけです。しかし、リスクはあるがそれを軽減していく事は出来きます。それは”リスクマネージメント”をするという事です。では具体的にどのようにすれば良いのかといいますと、1つの銘柄に集中投資せず分散させる事によって、その内の1社に何かあっても資産が”0”になってしまう事は避けられます。またもう一つは、時間分散という投資法です。これは1度に全額を投資するのではなく、毎回決まった時期に同じ金額を投資していく方法で、「ドルコスト平均法」とも言います。(グラフを指し示し)一回で投資した場合一度も収益をあげられなかったものが、時間を分散させる事で、プラスになった部分が2ヵ所も見られますね。これは変動するものに対して、時間を分散する事がいかに有効かという事を示しています。 最後に初めて株を買う場合は、まず自分がよく知っている会社・身近な会社を選ぶ事をお勧めします。そして少ない資金を有効運用する為には、投資信託がよいのではないでしょうか。投信を簡単に説明しますと、みなさんのお金を一つの財布の中に集めて、大きな金額として投資して行くという方法です。そうする事によってNTT Docomo等の高額株を買えますし、またプロのファンドマネージャーが運用するので、特に初めての方は自分で投資するより安心です。



 
海外では個人が投資をする事は普通だと聞きます。でも日本では投資という言葉自体あまりなじみがないですよね。なぜそういう意識の違いがあるのでしょうか?またこれから投資を始める際に、初めはどういうアプローチをしたらいいですか?


98年の調べでは、アメリカで株式を保有している比率は全世帯の48%と大変高い割合だそうです。個人の金融資産については、日本では現金預金が54%と半数を占めるのに対し、アメリカでは12%と対照的な結果となっています。この違いの大きな要因は、アメリカにおける株の長期保有に対する税制の優遇や、”401K”など年金に対する取り組みが非常に熱心に行われている事があげられると思います。アメリカでは、国民を株式に向かわせる体制が充実しているのです。それに対して日本人の株に対するイメージは、「株式投資はよく分からない」が50%,「株のイメージが悪い」が44%と、約半数の人が投資に対する漠然とした不安を持っている事が読み取れますね。 最初のアプローチという点では、特に最近盛んに取り上げられている”ネットトレーディング”がありますね。24時間いつでも株取引が出来るという点で注目を浴びていますが、その手軽さから初心者の方も注目しているのではないでしょうか?しかしここで注意していただきたいのは、ネットでの取引は完全に『自己完結型である』という事です。ですので、最低限の知識を持っていなければ大変危険です。また注文をする際には、銘柄の名前・値段・取引単位を間違わないように注意する事も必要でしょう。




川口さんのお話に真剣に聴き入り、熱心にメモを取る参加者のみなさん。

金融機関を選ぶ際のポイントを教えて下さい。


まず初めに、選び方の一つのポイントとして、格付け会社の格付けを参考にしてみて下さい。また、昨今では金融機関の破綻が頻繁に起こっていますので、「自分の資産運用を任せる金融機関は本当に大丈夫だろうか?」という不安を持たれている方がたくさんいらっしゃると思います。そこで、知識として覚えておいていただきたいのは、もしもご自分の金融機関が破綻した場合でも、最低1000万円は保証されるという事です。
そして投資信託の場合は、金融機関が破綻した場合でも全く影響を受けません。投資信託の世界には、運用会社・信託銀行・販売会社(証券会社)・投資家と4人の登場人物がいます。そして投資家以外の3人のうちのいづれかが破綻した場合でも、投資信託の場合は全額保護される事になっています。1000万円以上でも保護されるので、資産には影響されません。こういうポイントを踏まえて投資すれば、万一の時も安心ですね。




一般投資家の情報収集の為の情報源を教えて下さい。


そうですねぇ…やはり新聞・専門誌・投資サイトなどになりますが、自分のスタイルに合ったものを選んで頂ければよいのではないでしょうか。そして先程もお話ししましたが、「投資の世界では最後まで自分の責任で投資しなくてはならない」ので、早く自分のスタイルを確立する事が一番大切ですね。そうすれば、様々な情報の中から自分に合ったものキャッチする事が出来るようになります。




〜講演終了後、参加者の方々から様々な質問がありました〜


投資信託をする場合、自分で銘柄を幾つか選んで買うのですか、それとも担当者に全てお任せして決めてもらえるのでしょうか?


投資の世界では、証券会社側から銘柄を勧めることは出来ませんので、投資家の方と相談して銘柄を決めていく事になります。
その際に私共では、投資システムでラッププログラム「PruPlus」というサービスをご用意しています。投資のスタイルにはそれぞれの資金の性格がありますので、PruPlusではまずお客様にアンケートにお答えいただき、その結果からポートフォリオナビゲーターによって、そのお客様のライフプランに適した投信を提案します。そうやって相談をしながらお客様に最適なポートフォリオを構築していくのです。株の分野では、ファイナンシャル・アドバイザーに直接ご相談いただく事になります。


 
各投資サイトで実施している投資シュミレーションの信頼度はどうなのでしょうか?


手数料計算や、それぞれの銘柄のその時の売買金額が反映されているかどうかが問題ですね。そして、やはり実際に株の売買をするのとシュミレーションでは、気持ちの持ちようが全く違って来ますし、この点は一番大切な事だと思います。売買のコツをつかむには有用なのではないでしょうか?


短期的ではなく、長期的な観点で投資するようにとアドバイザーの方はおっしゃいますが、長期的とはどれくらいのタームを考えればよいのでしょうか?


同じ100万円でもその人その人によってその性格が違って来るので、それによって期間は変わってくると思います。例えば老後の資金だったはずが、娘の私立大学入学の為におろす事などもありますよね。そういう風にその時々で変わるライフプランによって見直しをしていけばよいのです。
先程も出ましたが、PruPlusではお客様のライフプランに合わせて投信を組み合わせたポートフォリオを構成します。特徴としては、手数料無しでポートフォリオの作成をし、4半期に一度お客様にレポートを提出し、その時々の状況を報告します。これはいわゆる売ったら売りっぱなしという事をしない為です。私共で頂くのは、お客様へのアドバイスフィーという部分で、お客様からお預かりしている資金の1.5%を頂く事になっております。ですので、お客様の資産を増やす事が、私共の収益につながるという事です。




セミナー後の懇親会は大盛況!!でした。講師の川口さんをはじめ、ファイナンシャル・アドバイザーの方々にもご参加頂き、会員の方々も熱心に色々な質問をされていました。あまりの熱心ぶりにあっという間に1時間が過ぎ、予定を少しオーバーしての閉会となりました。ご参加いただいた会員の皆様。そしてご協力いただいたプルデンシャル・ファイナンシャル・アドバイザーズの皆様、ほんとうにありがとうございました。
また次回のMIMIセミナーでお会いしましょう!!
 

講師の川口さん(中央)とMIMI代表の山崎(右)とサポーター、スタッフのみなさん
懇親会は大盛況でした!




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